今年度から『探究』という授業が、2年生で始まっています。先日、学んできたことを発表する時間がありました。学園の『探究』授業は、「〈手〉と〈頭〉と〈心〉を使ってちゃんと考えること」「最終的な答えには辿り着いていない者として、問い・学び・考え・為すを発展的に繰り返すこと」の授業実践を目指しています。「脚本や演劇」「医療」「プログラミング」「詩」「いわなの養殖」「養豚」「養蜂」「熊の生態」など、生徒自身が関心のある分野をテーマにし、話を聞きに行ったり、体験したり、教室の外に出て学びを深めています。ある生徒が、「学びたいテーマが見つからず色々変えてきたが、自分にとって探究とは、私が何を本当にやりたいのかを探求する時間だった」と話していました。最初は、テーマが見つからず苦労する生徒もいましたが、自分が学びたい分野を見つけ、学ぶ喜びを感じているようです。それぞれの分野に詳しい教員も学びに参加し今後も、一人ひとりが学びを探究していく授業が続きます。