「たくさんのことを学んだ。」「いろいろな人と出会った。」というふうに一まとめにしたくないが、一言で表したくなってしまいます。楽しかった。もちろん大変だったこと、苦しかったこともたくさんありました。学んだことを言葉にしてみると、自分や76期への気づきが多くありました。この人は、こんな時にイライラするんだ、イライラしたらこうなるんだ。そして、自分の弱さ、信仰のなさ、何かわからない苦しみの実体、孤独といったものと向き合いました。その時間は、本当に辛くて、こんな醜いものが、自分の中にあったのかと思いながら、私の劣等感、傍観、無責任さ、無力さ、傲慢、愛のなさ、恐怖、孤独、優越感と向き合いました。自分の能力には限りがあり、他者の能力にも限りはある。みんなが全力で作り上げる旅。1人だけでも手を抜いてしまうと、全体がフラフラして、「手を抜いているのは誰だ」とお互いに、自分自身に向かってピリピリを全開にしていた気がします。

「共に生きる」これは76期のテーマ、そして修学旅行のテーマでもあったと思います。様々な背景を持った人と、牛と、自然と、違う民族と、障害を持った人と、違う言語を喋る人と、隣の人と、自分自身と必死に向き合い、共に生きようとしていました。共に生きていました。それぞれの問題や弱さを抱えて、この地域で一緒に生きていました。今更少し後悔することがあります。「もう少しゆるい日程が良かったな」「眠いな」「修学旅行の前違うことで忙しかったな」全力で、そこに生きていた人々に向き合えなかったような感覚。お話を熱心に聞けたのか?自分の中に残っている言葉はあるのか?といった不安。

でも、あれが私たちの全力でなければ何だったのでしょうか。重いザックを背負って、雨に打たれ、必死に走ったり、長い時間を歩いたり。たくさん働いて、その中でも学びを見つけ、考えて、言葉にして、笑って泣いて遊んで、歌って祈って…これが全力でなければ、一体何なのでしょう。 修学旅行。それは、キラキラ輝くものではなかった。「共に生きる」ということを学べば学ぶほど、私の孤独はだんだん大きくなり、前を見ることすらできなかった。けれど、それは私たちを謙虚にするものであったり、本当に大切なものを忘れないようにと気づかされた旅だった。数え切れないありがとうがあります。ありがとう!