10月23日に茸狩りに行きました。

自然の中で、秋の贈り物を探すような時間でした。

マイタケやヤマブシタケ、スッポンタケ、ハナビラニカワタケ、アイカワタケなど多くの茸。

1年生にとっては、はじめての出逢い。2、3年生や教職員にとっては、昨年から狙っていた茸との再会の時間でした。

今年は、菌類の研究者・糟谷大河先生をお招きし、前日の夜・当日と「茸」についてのお話を聞きました。先生のお話は、分かりやすく、楽しくユーモアに溢れ、笑い声が森に響いていました。

「毒茸を食べたらどうすれば良いのですか?」「茸の寿命は?」など、多くの質問もたくさん出ていました。

秋晴れの中、心地よい風と秋の贈り物に出逢った満足感のある日でした。

※熊について

実施するかどうか検討もしました。猟友会にも連絡を取り、意見を求めました。そこで次のような取り決めをして実施いたしました。

・生徒が山に入る前に、職員が熊用の爆竹と、ブザーを鳴らす

・現地に行く往復は全員が車で移動し、徒歩で行くことはしない

・茸採りは班ごとで行い、全員が目の見える範囲で行動する

・茸を採りに山に入るときは少なくとも班に一名は棒で木をたたきながら、熊が近寄ら

ないようにする

・それでも、熊を目撃した時は、全員を集めたうえで、茸狩りを中止し、車で帰校する

このような対策をしながら、茸狩りは無事に終えることができました。