〔新型コロナウイルス感染対策について〕

 本校は全寮制という特殊環境にあります。この環境は守られた環境でありますが、一方で感染者が出れば即クラスター発生という状況になり、学習はもちろんのこと生活全体が成り立たなくなります。 この様な環境の中で、この3年間は長期休暇の度に学内での隔離生活期間を設けることで学内の感染リスクがほぼないという状況をつくり出してから日常生活をスタートさせてきました。 これは独立学園での本来的な学び、生活をできる限り守るためです。本来的な学び、生活とは人との対話や交わりであり、寝食を共にすることであり、またコーラスをすることであります。 コロナ対策が始まって以降、これらの日常的な活動をマスクなしの状態でほぼ通常通り行うことができました。

 一方でこの状況を守り続けるためには、外部との関わりを限定せざるを得ませんでした。 通常時の来校については原則的には控えていただいております。今年度も当面の間は通常時の来校を控えていただくことになりますが、5類引き下げ後の動向を見ながら、夏休み以降から来校の基準を緩和できることを願っております。 私たちの知るところ、知らないところでの多くの方からの支えがあって、本校の学びが守られていることを思うと本当に残念な選択です。 私たちを支えてくださっている方々、関心をもって下さる方々、また多くの卒業生に来校していただきたいという願いがありながら、それが叶わないということは本当に残念なことです。 それでもこの様な判断に至ったのは、生徒達にとってここでの日常生活の中に多くの学びがあるという事実があるからです。 生徒の日常を守るということを第一優先に考えての判断ですので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

〔来校に関するお願い〕

原則的には来校を控えていただきますが、来校を希望される場合は事前にご連絡ください。

個別にご対応させていただきます。